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心のデトックス読書のススメ/『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』

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こんにちは。
年始のセールで年甲斐のない柄ワンピをうっかりぽちってしまった橘です。
ワタシモウミソジコエテルヨ……!
おそろしくていまだ試着もしていません。
あした仕事場に着ていこうかなと思っていますが、どうだろう、許されるのかな……?
そろそろ「アタシ童顔だし(>∀<o)キャハ」が
許されなくなってきたお年頃なので新年初のガクブルしてます。
あはは、勢いってこわい。セールおそろしい。

さてはて、そんな高いテンションでご紹介するのは、
前回予告したとおり『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』。
「ゴロウ・デラックス」にも出演されたジェーン・スーさんによる、
タイトルだけで世の自称女子たちをガクブルさせた名著です。
ちなみに『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』という
以前の著作もタイトルセンスが抜群すぎて、涙がちょちょぎれますね。そうですね。

満を持して昨年末、「今年の総ざらいじゃい……!」と読んでみたところ、
なんかもう想像していたのと違って、勇気もらいまくりの、元気でまくりで、
すっかりバイブルになっちゃったので、ぜひとも皆さんにもおすすめしたい!
と前のめりでお伝えしてみる次第。

あのですねー。
まずひとつ、声を大にして言いたいのは、女子って大変ですね。
いやもう、その「女子って何歳までが女子なの?」問題はとりあえず脇に置いといて
(「何歳まででもいいじゃないか!」っていう怒りと、
「おまえいつまでも女子づらしてんじゃねーよ!」っていう苛立ちは、
男子(鼻で笑う)に言われずとも、
女性自身の中にもすべからく存在しているわけでして、その葛藤については
本書の冒頭から的確にジェーンさんがぶっ放しているので割愛することにします)
女子って本当にどこにいっても大変なんですよ、とりあえず。

彼氏がいなけりゃ「さみしくないのか」「枯れてんじゃねーのか」。
仕事が楽しいといえば「意地はってんじゃねーよ」。
彼氏がいれば「いつ結婚すんの」「子供産むなら早い方が」云々。
結婚したらしたでまたなんやかんやいわれるわけで、
いや極端な意見なのはわかっていますが、なんかもういろいろたいへんね。
と、既婚女子も未婚女子も子持ちも子無しも見ていて思うわけですよ。

もちろん、男が大変じゃないとも思っていません。
男社会はそれはそれで苦しそうだなと思うことが多々ありますし、
むしろ女性よりもネチネチしてたりするよねーとも思うし、
生まれ変わって男か女かしか選べないならやっぱり女とも思うのですが、
わたし、男じゃないし。よくわかんないし。
想像はできても実感はできないし。
ということでやっぱり「女の人って大変ねー」と思うわけです。どうしても。

いま話題のドラマ『問題のあるレストラン』で
例に漏れず毎回号泣しているわたしですが、
女の人が感じる社会における生きづらさって、
ままならさすぎてしょんぼりすることがとても多い。
がんばるとかがんばらないとか、それ以前のところでくじけさせられることがたくさん。
先日、飲み会で、
「触られたりすることはどうでもいいけど、ただがんばってるだけなのに、
強がってるって思いこまれて憐れまれることのほうがよっぽどセクハラだよなー」
とやるせない気持ちにさせられたあと、
「はっ、いや触られるのもよくないよ! 全然なしだよ!」
と我にかえったりもしたものですが、
できることを一生懸命やってるだけなのに、
自分ではどうにもならないことで責められたり強いられたりしたことのある
女の人って独身でも既婚者でもたくさんいるんじゃないかなって思う。

そういう、なんていうか外側から押し付けられた価値観だったり、
社会のありようだったりが、
自分とはうまくマッチングしてないな、と一度でも思ったことのある人は、
この本を読んでほしいなーと思うわけです。

べつにわたしはフェミニストじゃないし、
男に媚びる女なんて!という気もないし、
社会や男を恨み続けているわけでもないので(むしろ感謝もしている)、
そういう極端な話ではなくて、うーん、そうだ、
ジェーンさんがいうところの「海賊の宴のような女子会」を
一度でも開催したことのある女の人には読んでみてほしいかな。

あとジェーンさんは、
女性は誰でも心の中に「小さい女の子」を飼っている
というようなことをおっしゃっていて。

あなたの中にいる傷つきやすい、がんばりやさんの女の子が、
少しでもしょんぼりしている気配があったら、この本を手にとってみてください。
タイトルにしり込みしないでぜひ!
わたしは特段落ち込んでいたわけでもなかったのですが、
この本を読んでいたら笑って泣けて笑って笑って元気になりました。
毎日一章ずつ読んでみるのもいいかもしれない。
「未婚のプロ」を自称するジェーンさんですが、
女子を飼ってる人なら誰が読んでもおもしろいと思います。

いやはやそれにしても、この手の話題だとテンション高くなりますね、わたし。
きっとわたしの中の「小さい女の子」は暴動寸前にストレス溜めているのでしょう。

そんなわたしが、リアルで小さな「女の子」たちに向けて小説なぞ書いてみました。
『それが神サマ!? 一の巻「あらわる」』
という、講談社は青い鳥文庫から刊行されている児童書です。
なんかこう、「普通ってなんだろうね?」とか
「個性は大事だけど空気は読めるにこしたことはないよね」とか
そんなようなことが書かれていますが、
メインは小5の女の子・颯月(さつき)が
突然あらわれたチャラ男の神様にふりまわされる和風ファンタジーです。
ご興味ある方はお手にとってお楽しみください。

最後に宣伝をつっこんでみました。
ではでは、また来月。
(たぶんさっき飲んだ日本酒が残っているせいでテンションがやや高い)

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
ジェーン・スー 幻冬舎 1300円(税別)

それが神サマ!?

ついでに宣伝
→『それが神サマ!? 一の巻「あらわる」』
橘もも 講談社青い鳥文庫 650円(税別)

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美伝子Labライター

フリーライター作家橘 もも
講談社X文庫ティーンズハート大賞<佳作>受賞して作家デビュー。

大学卒業後、ダ・ヴィンチ編集部にて雑誌&書籍の編集者として勤務しつつ、作家業を続ける。現在は、フリーでライター・編集業(立花もも)、作家業(橘もも)の二足のわらじ。小説のほかにも、映画やゲームのノベライズ、絵本やノベライズの翻訳などを手掛ける

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