Deoxee デオキシー

時短ビューティーシンプルスキンケア

美伝子が輝く!時短ビューティー通信 vol.21

1577 views
ステップ1やさしくすばやくメイクを落とす

ステップ1やさしくすばやくメイクを落とす

天然パールエキスと8種類のアミノ酸を潤い成分として配合した、低刺激でお肌にやさしいノンオイルタイプのクレンジングです。
ステップ2保湿しながら洗顔する

ステップ2保湿しながら洗顔する

石けん職人の熟練技術に基づいた伝統製法により、20種類の天然由来成分を贅沢に凝縮配合することができました。
ステップ3オールインワンを極めました

ステップ3オールインワンを極めました

厳選された天然由来成分と、先進技術による浸透性コラーゲンを配合し、化粧水、乳液、美容液の効用を1本に凝縮しました。
こんにちは。
美容ジャーナリストの井上華奈です。
今回のテーマは美容と健康にいい「スーパー食材」についてです。
 
キヌア、亜麻仁油、シアチードなど、毎年、流行があるものの、ものによってはクセのある風味だったり料理に取り入れづらかったりして食べ続けるのが難しいものも多いですよね。
 
かくいう私も、ココナッツオイルは香りと味が苦手だったのでコスメとして利用してしまいましたし(以前、コラムでご紹介しましたね)、キヌアは私は好きなんですけど葉野菜っぽい風味がうちの子供に不評で泣く泣く料理に取り入れるのをやめてしまいました…。
 
そこで今回は、私が色々と探し、試してみて、比較的クセがなく老若男女が食べやすいスーパー食材たちをご紹介したいと思います。
まずは今年、流行中のスーパー食材「アマランサス」です。
 

image1_original

 
アマランサスはヒユ科ヒユ属の総称で、紀元前5000年から栽培されている南米原産の植物です。
 
「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも呼ばれ、白米と比べてタンパク質が2倍、カルシウムが約32倍、マグネシウム12倍、食物繊維5倍、鉄分はほうれん草の2,4倍もの量が含まれている他、ビタミンB6、葉酸、亜鉛、ポリフェノールなども含んでおり、穀物の中でも群を抜いて栄養価の高い食品です。
 
さらにグルテンフリーであること、アレルギー反応が少ないことも現代人に合っていると言えます。
 
1970年代には、アメリカ科学アカデミーがアマランスやキヌアを将来有望な経済作物としてとりあげたほか、世界保健機構(WHO)でも、アマランサスを「未来の食物」と称しており、NASAでも宇宙飛行士の食料として取り入れられていて、今、一番注目されているスーパー食材です。
 

image1-1_original

 
また、アマランサスの良い点は、無味無臭、どんな料理に入れても味を壊さないことです。
私のオススメはやはり「ご飯に混ぜて炊く」です。
 
小さいのでお米の食感を壊さず、もっちりするわけでも硬いわけでもなく、風味を主張するわけでもないので子供も何の抵抗もなく食べてくれます。
本当にクセがないので、毎日食べられるスーパー食材ナンバーワンです。
 
次のスーパー食材は「希少糖」です。
 

image1_original.希少糖

 
希少糖とは、その名の通り、「自然界に微量しか存在しない単糖と、その誘導体」のことです(国際希少糖学会の定義による)。つまり、自然界に存在する少ない単糖(糖の最小単位)のことです。
逆に、「希少でない」単糖には、みなさんご存知のぶどう糖や果糖が含まれます。
 
今までは自然界に微量しか存在しない貴重な糖のため、商品化することは難しかったのですが、近年、香川大学の研究で果糖など自然界に多量に存在する糖に微生物が持つ酵素を用いて希少糖を生産することが可能になり、以後、色々な種類の希少糖が大量生産できるようになりました。
 

image3-1_original

 
なぜ、希少糖がスーパー食材なのか?
それは、カロリーがほぼゼロなのに、甘味は砂糖の7割程度、しかも天然由来という点です。
ちなみによく知られている希少糖にはガムなどでおなじみのキシリトールがあります。
 
これだけではありません。
ある種の希少糖には食後の血糖値の上昇を抑える、脂肪の蓄積を抑えるなどの作用、そして抗酸化作用など数々の作用が報告されているため、生活習慣病対策や、美容、ダイエットに期待される新たな機能性素材として注目されているのです。
 
私もダイエットや美容のために砂糖を使わず希少糖に切り替えています。
サラサラしたガムシロップという感じなので、冷たい飲み物にも使えるし、甘味も私の舌では砂糖と同じくらい甘く感じますし、味は白砂糖とほぼ同じなので料理や飲み物すべてに使いやすいです。
 
そして、最後のスーパー食材は「荏胡麻油」です。
 

image3_original

 
もう流行中なので取り入れてる人も多いかと思います。
エゴマ(荏胡麻)はもともとシソ科の植物で、その葉から抽出されたのが荏胡麻油です。
 
数あるオイルの中で圧倒的なαリノレン酸保有率を誇るのが荏胡麻油です。
αリノレン酸にはリパーゼ(脂肪を分解する酵素)の働きを促進する作用があるほか、中性脂肪、悪玉コレステロールの減少、血栓の予防、脳や網膜の神経伝達をスムーズにする作用があると言われています。
 
ちなみに亜麻仁油も同じくらい豊富にαリノレン酸が含まれていますが、これは私個人の感想ですが、亜麻仁油は風味にクセがあるので、苦手な人には摂取し続けるのが難しいのです。
 
その点、荏胡麻油はさらっとしていてクセも比較的少なく、サラダや料理にかけたり、スープやヨーグルトに入れたり、パンにつけて食べてもOK。
というか、スプーンでそのまま飲めちゃうくらいです!
 

image2-1_original

 
生荏胡麻油と焙煎された荏胡麻油の成分は変わりはないですが、ばい煎のほうが風味が強くなるので、生荏胡麻油の方がオススメです。
あと、酸化しやすく熱に弱いので、加熱せずに摂取すること(炒め油に使うのではなく、出来上がった料理にかけて食べましょう)、直射日光は避けて保管することだけ注意してくださいね。
 
いかがでしたか。
この3つのスーパー食材は本当にオススメですので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね!

About The Author

美伝子が輝く!時短ビューティー通信美容・健康・医療ジャーナリスト井上 華奈
薬事法管理者、コスメ管理者、健康美容コミュニケーターの資格を持ち、美容雑誌や女性誌、書籍を中心に企画、取材、執筆をおこなう。2012年に出産し、現在、絶賛育児中。時短ビューティライフのための美容情報を発信していきます。