こんにちは。
美容ジャーナリストの井上華奈です。
今年も一年間、時短ビューティーをテーマに毎月コラムを発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年初の時短ビューティー通信は『マヌカハニー』についてです。
昨年はいろいろな美容食材が流行りました。
なかでも『マヌカハニー』は、海外の医療レベルでも使用されるほどのスーパー食材ということでかなり注目されました。
私も自分の中で勝手に「2017年に摂り続けるべきパワフル美容食材」に認定し、風邪やインフルエンザ予防にお正月から毎日スプーン一杯のマヌカハニーを摂っています。
このマヌカハニー、何がそんなにすごいのでしょうか?
マヌカハニーはニュージーランドのマヌカの木(ギョリュウバイ、あるいはニュージーランドティーツリーともいう)から採れるはちみつのことで、原住民のマオリ族の間では聖なる木と崇められてきました。
しかし近年、マヌカハニーには一般的な蜂蜜にはない特別な殺菌成分「メチルグリオキサール」が含まれていることが科学的に立証され、海外では医療レベルでも使用されるようにもなりました。
あの胃がんの原因にもなっているピロリ菌も殺菌するというからかなりの殺菌力です。
他にも、虫歯や歯周病菌の殺菌、風邪やインフルエンザウイルス予防、整腸作用、花粉症予防、喉の痛みややけどなどの炎症を抑制する作用があるとの研究が医療業界の雑誌や論文で発表されています。
医療業界も注目するこのマヌカハニー、どのように摂るのが効果的なのでしょうか。
マヌカハニーのボトルにはメチルグリオキサールの濃度を示す数値が書いてあります。数値の前にUMFやMGOなどの表記があるのは、審査機関だったりマヌカハニーブランドの独自規格だったりの違いです。
UMFが一番オフィシャルな表記なのでそれを基準にすると、UMF10+以上のマヌカハニーであれば効果を期待できるようです。
ちなみに、UMF10+=MGO100 です。商品を選ぶ参考にしてくださいね。
また、数値が高いほど高額になります。自分が長く続けられる商品を選ぶのが一番です。私は風邪気味のときはUMF20+、普段はUMF10+というように目的や体調に合わせて変えています。
摂取量はティースプーン一杯程度。1日数回、空腹時に摂ると効果的です。最初は1日一回、寝る前に試してみてください。私は好転反応で肌や身体に毒素が出てしまったので(笑)。
注意点は加熱しないで摂取すること、あとは一歳未満の子どもにはあげないこと、です。味は花の香りがほんのりする濃厚はちみつという感じで本当においしいですよ。
ぜひこの時期の風邪やインフルエンザ予防に、春先の花粉症治療に、そして今年一年の健康と美容のためにマヌカハニーを摂ってみてください。
About The Author
美伝子が輝く!時短ビューティー通信美容・健康・医療ジャーナリスト井上 華奈
薬事法管理者、コスメ管理者、健康美容コミュニケーターの資格を持ち、美容雑誌や女性誌、書籍を中心に企画、取材、執筆をおこなう。2012年に出産し、現在、絶賛育児中。時短ビューティライフのための美容情報を発信していきます。